New College

今日伊集院のラジオでルー大柴が講師役で「大学の生存競争」について講義していた。その中でデジタルハリウッド大学院大学についても触れていた。

実はデジハリの大学院の説明会には僕も出席して説明を聞いてきたことがあります。
デジタルハリウッドは文部省認定の学校法人ではなく株式会社なのです。だから株式会社が大学を設立することは利益に伴うことなので本来ならばできません。しかし規制緩和により株式会社が大学などの教育期間を設けてもいいという認可が今年4月におりました。

デジタルハリウッドの大学院はデジタルコンテンツ等の「プロデューサ科」「ディレクター科」の2つの学科になっていて、杉山校長曰く、デジタルコンテンツ業界に今一番不足しているのはプロデューサやディレクターであり、プロデュース論やディレクター論を学ぶために大学院を設立しました。例として映画のファイナルファンタジーを上げて技術力やスタッフは最高なのにそれをうまくプロデュースできないのはもったいない。

韓国でもゲームや映像コンテンツのための教育機関に国が出資するようになってきたし、東大でもプロデューサ科、ディレクター科が最近できました。デジタルハリウッド大学院は株式会社が大学院を設立する強みを利用して、特に東大のデジタルコンテンツ科をライバル視しているようです。

デジタルハリウッドの大学院は講師がすべて企業の社長で生徒も8割が社会人あとは自分で企業しようとしている人たちで成り立っています。入学試験も大学院の試験とは遠く離れたもので自己プレゼンテーションやグループにて制限時間で企画を立ち上げビジネスモデルを作ってそれをプレゼンするといった試験。僕も説明会、体験学習に出席したんですが、周りのポテンシャルの高さにさすがに入学をやめておきました。。

おそらくは今後どんどん優秀なプロデューサやディレクターが生まれてくると思います。

デジタルハリウッド大学
http://www.dhw.co.jp/gs/index.html